01昔とは違う!
現代の鼻炎の原因とは?!
近年、鼻炎、副鼻腔炎の方は増え続けていています。
毎年、1000万人が、鼻炎、副鼻腔炎を発症すると言われています。
いつ、誰がなってもおかしくない国民病と言えます。
なぜ、こんなに鼻炎や副鼻腔炎の人が増えているのでしょうか?
答えは、鼻炎、副鼻腔炎の原因にあります。
実は、昔とは、鼻炎や副鼻腔炎の原因が変わってきています。
一昔前は、鼻炎や副鼻腔炎の原因は細菌感染でした。
一昔前は、黄色の鼻水を垂らしている子供たちが多くいましたが、その濃い黄色の鼻水の正体は細菌感染です。これは、蓄膿症という慢性の副鼻腔炎です。
最近は、このような細菌感染が原因の鼻炎を、ほとんど見なくなりました。
その代わりに、一気に増えたのがアレルギーを原因とした慢性の副鼻腔炎です。
アレルギーを原因とした副鼻腔炎の場合、白色の鼻水や痰が出ます。
日本人は、2人に1人は、何らかのアレルギーをもっていると言われています。
そのため、細菌感染が原因の鼻炎ではなく、アレルギーが原因の鼻炎が増え続けているのです。