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うつ

01増え続けるうつ

日本では、うつ病の患者数が1999年の40万人から4倍に増加し、コロナ禍を経た2020年には150万人を超えています。
うつも新国民病と呼ばれ、非常に身近な現代病になりました。

精神科や心療内科で、抗うつ剤による治療を受けている方も多くいらっしゃいます。
しかし、抗うつ剤だけでは、うつ病はなかなか良くならないという現実があります。

病院のうつ治療では、一般的に「SSRI」という抗うつ剤が使用されます。
「SSRI」は、脳内の「セロトニン」という脳内化学物質を増やす事を目的としています。
セロトニンには、精神を安定させる作用などがあり、うつ病の治療において、一定の効果があります。

しかし、うつ病は、セロトニンを増やしただけで解決するほど単純でないこともわかっています。
SSRIだけでは、3割ほどまでしか改善しないという大規模な研究評価もあります。

つまり、抗うつ剤だけでは治せないとわかっていても、他に方法がない、というのが日本のうつ病治療の現状なのです。
最近では、このことが、うつ病を長引かせて、悪化させる理由としても考えられています。

02なぜ、心の病気なのに、
身体にも症状が出るの?

うつ病、と一言でいっても、その症状は多岐にわたります。
  • 「脳(心の症状)」・・・うつ気分、不安や恐怖、ゆがんだ考え、幻覚・妄想、集中力の低下、記憶力の低下など
  • 「行動の症状」・・・意欲低下、喜び・興味の喪失、動きの鈍化、焦燥、対人関係に敏感など
  • 「自律神経の症状」・・・不眠・仮眠、拒食・過食、体重の急増・急減、性欲異常など
  • 「性格の症状」・・・わがまま、キレやすさ、さみしがり、自身の欠如、しつこさなど
  • 「衝動や依存の症状」・・・自傷、暴力、やけ食い、ギャンブル、アルコール、ドラッグなど
  • 「身体の症状」・・・体に痛み、肩こり、下痢、めまい、微熱、疲労や倦怠など
精神的な症状も多いですが、身体の症状も同じくらいあります。

なぜ、心の病気なのに、身体に症状がでるのでしょうか?

その答えを、科学的に説明しているのが、〈脳・神経系〉〈ホルモン系〉〈免疫系〉の3つからなる「ホメオスタシス(恒常性)の三角形」という考え方です。

03「うつ病克服のカギ」は、
心と身体のネットワークの回復

この〈脳・神経系〉〈ホルモン系〉〈免疫系〉の3つは心と体をつなげ、健康を支えている根本的なものです。

例えば、ひどく悩んだ時に胃に潰瘍ができたり、下痢したりと、心の問題が、身体に出ることがあります。
逆に、生理前になると、イライラするなど、身体の問題が心に出ることもあります。
このように、心と体は切り離せない関係である、ということです。
心と体はホメオスタシスという仕組みで、密接につながっています。

つまり、心の病気である、うつ病克服のカギは、3つのネットワーク〈脳・神経系〉〈ホルモン系〉〈免疫系〉の回復です。
脳のコンディションを回復するために脳だけを見ていては失敗します。
脳の回復に大事なのはネットワーク障害を正す事なのでネットワークを回復させねばならないのです。

04漢方と腸活で、心と身体の
バランスを取り戻す

もともとは、ウイルスや菌が入ってきた、血管が詰まった、怪我をした、腫瘍ができた、など検査で判明し緊急を要するものに対応する形で発展してきた経緯が西洋医学にはあります。
対して漢方はバランスの医学であり、心と身体の調和をとる事を得意としています。

また、ホメオスタシスのバランスを取り戻すために、大事な臓器として研究報告が相次いでいるのが「腸」です。
精神疾患やアレルギー、生活習慣病はもちろん老化や性格すら、腸内細菌が作り出す「短鎖脂肪酸」をなどのポストバイオティクスが関係していることがわかってきました。

うつはもちろん糖尿病や肥満、ネットワークのバランスをとるのにも腸は深く関わっており、漢方的にも非常に重要な臓器です
もともと漢方は、胃腸を非常に重要視していましたが、現代は科学的にも解明されつつあるということです
当店でのご提案でも、腸活を加えることでより、うつ状態からの回復力がつくのだと感じることが本当に多くなりました。

05「原資を増やす」という考え方

うつは、脳内の神経伝達物質のノルアドレナリンやセロトニンの働きが不調になるために脳の機能不全が引き起こされると考えられています。
そのため抗うつ薬には脳内のセロトニン、ノルアドレナリンの「再取り込み阻害」をして、セロトニンやノルアドレナリンを増やす働きがあります。
少ない神経伝達物質をなんとか有効活用しようとするのが抗うつ薬です。

ただ改めてうつという状態は、脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン)の圧倒的な欠乏状態です。
実はセロトニンの90%以上、ドーパミンの50%以上が腸で作られるとわかってきています。そしてそのためには腸内細菌の働きが不可欠です。
腸内環境が悪くなるとセロトニンやドーパミンが効率よく作れなくなり、さらに腸内細菌が活発に働いていないと腸で作ったセロトニンやドーパミンを脳に送り込めないということが起き、脳内の神経伝達物質は増えてきません。

うつはよく家計に例えられ、「赤字」の状態だと言われます。神経伝達物質がお金、でうつはお金が足りず巡っていない状態です。
そこで抗うつ薬で「節約」をします。
ですが、無駄遣いが原因でうつになっているわけではないため、節約の役目である抗うつ剤の改善効果は限定的である可能性があります
根本を考えると、そもそもの原資が足りないのでお金を生み出さないといけません。

つまりは腸でセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質をたくさんつくって脳内に送り込み、神経伝達物質の濃度を潤沢にしていくことが大事です。
神経伝達物質の赤字の根本的改善には腸活が必要です。
抗うつ薬との併用で、抗うつ剤の効き方がより効果的になる可能性もあります。

原資を増やす腸活に「脳」「自律神経系」の抗酸化や栄養療法などでのリフレッシュと、身体に合わせた漢方を組み合わせる事で、様々なお困りの症状に対応しながら、比較的早くうつ病の改善を目指せると考えております

06メール、LINE、お電話での
ご相談も可能です

店頭に来られなくても、メールやLINE、お電話にて相談対応させていただきます。
家族の方が、代わりにご相談に来られるケースもあります。

最初は、病院の向精神薬などの併用もされている方がほとんどですが、減薬につながり喜んでいただくことも多くなってきました。

その方のうつ症状や体質に合わせた適切な漢方選択と、脳のリフレッシュを行う事によって、本来の自然治癒力が向上し、うつの症状を抑えるのではなく、うつ自体の改善に近づいていけると考えています。

まずは、カウンセリングを受けていただき、提案までお聞きになって下さい。

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