一番お伝えしたいのは、「再発はするものと思っておいた方が良い」ということです
がんの治療成績が上がっているのに、がん死亡者数も上がっている理由は「再発」「転移」するからです。
がんは(たとえば)切り取って終わりではありません。
前述したように、ある一定の年齢になるとがんの芽はあり、代謝や免疫がそれを大きくしないよう抑え込んでいる状況です。
がんが見つかった時には、免疫力が突破されている土壌が自分の体にあるということです。
たまたまがんになるのではなく、必然でがんが発生したと考えるべきです
見えるがんが取り除かれても、自分の体の土壌は変わっていない。そのために半年後や一年後に再発ということがよく起こるのです。
早期発見・早期治療できたということも大変喜ばしいことですが、治療で終わりではなく、スタートという感覚を持っていただけたらと思います。
治療後に元の生活に戻ってはダメかもしれません
老化とがんは関係しているので、これからもリスクは無くならない、と知っておくこと。
仕事の仕方や、運動習慣、食事などを考えるきっかけにしていただけたらと心から思います。
放っておくと必ず再発すると考えられれば、一歩踏み出せます。
改めて、さまざまな病気の中でも、がんという病気が一番予防しがいがあります
がんの発症を抑え、発症しても本来の寿命に近づけていく、発症年齢を遅らせるのが目標です。
がんという病気があるから、健康的な努力ができて自分らしい人生の時間を増やすことにつながるのかもしれません。
当店ではがんに対して、漢方はもちろん大事な考え方、免疫に良い食事法としての腸活、
実は非常に大事な筋トレなど、アドバイスさせていただいております
病気になってしまった時に活躍する医学である西洋医学は大事ですが
予防医学を主として発展してきた漢方医学は、2、3000年前から病気にならないように、アンチエイジング、免疫力を上げるように考えられてきました
老化現象としてがんがある側面を考えると、がん予防やがん治療中、再発予防、と一環して取り入れてほしいと考えています。
それが他の病気も防ぎ自分の人生の質を高めることにつながっていくはずです。
人生後半の幸福度は健康かどうかー腹の底から笑えたり楽しめたりするかどうかーも健康状態がカギです
漢方や免疫相談も続けやすい努力の一環としてお考えいただければと思います
人類はがんを克服できていないので、特に考え方が大事になってきます
考え方があって次の行動が決まります
とても大事ですが、「考え方」の話は病院ではなかなかゆっくりできないと思います。ぜひご相談してください