01重疾患とは?
重疾患とは命の危険がある病気や、耐え難い苦痛がある疾患のことです。
例えば[がん・心疾患・脳血管疾患]などは重疾患です。
重疾患とは命の危険がある病気や、耐え難い苦痛がある疾患のことです。
例えば[がん・心疾患・脳血管疾患]などは重疾患です。
病院で行う重疾患の治療は、対症療法と呼ばれるものです。
例えば、がんであれば、手術で悪い部分を取り除く、血栓であれば、薬で溶かす、という方法で、症状を抑えます。
しかし、
「病院の治療に満足できない」
「病院に行ったけど原因が分からない」
「一度治ったけど再発の可能性があると言われた」
このようにおっしゃる重疾患の方は多いです。
実は、病院で行う対症療法だけでは不十分なのです。
病気は、たまたま発病したのではありません。起こるべくして起こっています。
病気になる原因が身体の中にあったということです。
重疾患は再発率が非常に高い病気です。
身体の中に原因が残っている限り、一度治ったように見えても、また同じことを繰り返します。
また、一見別の病気でも、同じ原因で起きていることもあります。
例えば、がん・心疾患・脳血管疾患は全て別の病気のように見えますが、発病する原因には共通点があると分かっています。
病気の原因を対処しないと、症状が治まっても、別の病気の芽が吹き出す可能性もあるのです。
つまり、症状を改善すると同時に、身体の中にある原因を改善することが重要です。
では、病気ができた原因を改善するにはどうしたらよいのでしょうか?
結論からお伝えすると、自然治癒力を高めることが重要です。
自然治癒力とは、体の状態を一定に保つ力のことです。
本来、人間の身体には、健康な状態を一定に保つ能力が備わっています。
この能力のことを「ホメオスタシス」と言います。
ホメオスタシスが正常に働いていれば、一時的に病気になっても、自然に回復します。
そして、ホメオスタシスが乱れると病気が発生します。病気の原因はホメオスタシスの乱れなのです。
ホメオスタシスが乱れる原因で身近なものは、生活習慣と老化です。
超高齢化社会となり、老化が及ぼすホメオスタシスへの影響は大きいと言われています
ホメオスタシスは、自律神経系・免疫系・内分泌系(ホルモン)という3つの柱によって保たれています。
漢方は、自律神経系・免疫系・内分泌系を整え、ホメオスタシスの働きを正常化し、自然治癒力を最大化させます。
自然治癒力が上がると、病院の治療の効果が上昇したり、副作用を防いだり、再発を防ぐという働きにつながります。
また、近年、腸は免疫組織の60-70%が集中する人体最大の免疫臓器であることが明らかにされました。重疾患や難病のほとんどが腸内環境の影響を受けている事も最新の研究によってわかってきました。
漢方は2000年も前から胃腸を大事にしてきました。
温故知新の漢方医学と現在の腸活という組み合わせは、現在の高齢化に対してのホメオスタシスを正常化し自然治癒力を取り戻す最大の力になりえると考えています。
そして漢方の世界でいう食養生という言葉が指し示すように、生活習慣(食生活や運動習慣やストレスなど)は腸内環境に影響がありホメオスタシスに大きく関わっています。「病院以外の健康の受け皿になる」という漢方相談薬局としての立場で言えば、病院が担当しにくい腸活や生活習慣に関しても、病院の治療と共存しながら、適切なアドバイスを行う場所になりえると思っています。
病院の治療だけで完結しにくい重疾患に関しては特に漢方の必要性が高いと考えています。 「病院以外の健康の受け皿」になりたいという想いで毎日、漢方相談をさせていただいています。
漢方は、もともとは高貴な人の健康を守るために予防医学として発展してきました。病気になったら対応するのではなく、病気にならないように様々な対策を講じる医学、すなわち予防医学として若々しい肉体と心を保つための技術です。2000年前から、現在でいうアンチエイジングの取り組みを行ってきたともいえるでしょう。
現代の日本において、がんは2人に1人が発症する病気です。万が一ではなく二分の一、日本人に最も身近な病気の一つとも言えます。日本人全員が考えておくべき重疾患に対しての備えに漢方相談薬局がお役に立てるよう、日々研鑽と研究を続けております。重疾患でお悩みの方、今後の健康に不安がある方など、ぜひご相談をお待ちしております。
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