冷え未病(みびょう)、冷えは万病の元
最近では老若男女問わず、多くの人に冷えが見られます。
「冷えは未病(みびょう)、冷えは万病の元」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
未病とは病気の一歩手前の状態で、様々な病気の原因となるという意味です。
体温が1℃下がると、基礎代謝は12%低下し、免疫力は30%下がると言われています。
考えると恐ろしいですね。
実際の体温と冷えの自覚がイコールではない方もいて、自覚はないけど冷えてる方も多いです。
また手足は冷えてないけど、お腹を触ると冷たいといった方もいらっしゃいます。
冷えを放っておくと、
- 自律神経系の疾患
- アレルギー疾患
- 癌細胞の増殖
- 精神疾患
などのリスクが高まることは周知の事実となっております。
つまりは老化が早まるということになるということです。
冷えも低体温も良くしておくべき症状だとお考えください。
現代人の冷えを引き起こしている要因
体を冷やしている「6つの原因」
- 筋力不足
- 夏型の暮らしを一年中することと冷房の悪影響
- ストレスでの血行を悪くしている
- シャワーだけですますような入浴法が悪い
- 食べ過ぎ
- 体を冷やす食べ物
私たちのいわゆる一般的な生活をするだけで、冷えを招くということになります。
「冷えとり」という言葉も出てきたように、冷えは私たちのごく一般的な生活習慣から出てきているので、わざわざ冷えをとるという意識を傾けて生活改善しないとなかなか改善しない厄介なものです。
「冷えとり」を加速させる漢方
漢方は常に「冷え」を重要視します。
西洋医学には冷やす、温めるといった考え方が薄いのですが、漢方の世界ではまず考えないといけないことになっています。
そして様々な冷えに対応した漢方薬もあるのです。
様々な冷えと言いましたが、冷えにもタイプがあります。
漢方的には大きく分けると「冷え」は3つのタイプがあります。
陽気不足タイプ(温める力自体の低下)
高齢者や慢性疾患、虚弱者に多く、温める力自体が低下しているため、重い冷えとなりやすい特徴があります。
全身の冷えや風呂などで温めてもすぐ冷えてしまうタイプです。
気血不足タイプ(エネルギーである「気」や栄養である「血」が不足している)
主に女性の冷えで一番多いタイプです。
温める材料が不足しているというイメージで、手足の冷えや貧血症状も伴いやすく出産後や生理の時には気血を失いやすいためよく起こります。
気血を作り出すのは胃腸なので、胃腸が弱い方が多いのも特徴です。
血行不良タイプ(外からの冷えやストレスなどにより血行が邪魔されている)
方的には瘀血(おけつ)といい、基本的には単独での問題になるのではなく、陽気不足や気血不足から血行が停滞し瘀血を引き起こす。その他ストレスや外からの冷えなどもある。
これらを意識して漢方薬を選び、もしくは組み合わせて冷えをとっていきます。
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