癌との戦いを有利に進める「免疫力の強化」
現在2人に1人は一生のうちに癌にかかるといわれております。死亡原因の1位で今後も癌を患う方は増加していくと考えられています。
それほど非常に身近な病気といってもいい癌ですが、実はあまり癌の正しい知識を持っている方はそう多くはないというのがカウンセリングをしていて思うことです。
すべての病気にいえる事ですが、「免疫」という力が癌という病気と向かい合うときに一番重要であることや癌自体が引き起こす苦痛よりも、癌治療による副作用や精神的な苦痛が癌の苦痛のほとんどを占めることなどを、私たちは「身近な病気としての癌」として知っておく必要があると考えております。
私も20代の頃に母を癌で亡くしましたが、癌という病気を知らなかったために「癌」という病気のイメージから感じる恐怖で右往左往していたと覚えております。
現在治療は三大治療と呼ばれる
- 外科療法(手術)
- 化学療法(抗がん剤)
- 放射線療法
これらを癌の場所やステージによって組み合わせて行っています。
前述してありますが、一般の病気のほとんどは症状があって治療が始まると症状が良くなっていく流れですが、病院の治療に関して癌がほかの病気と違うのは、癌自体は末期になるまで症状はほとんどない場合が多く、治療をはじめると治療の副作用や手術のダメージで苦痛をともなうという点です。
つまり、癌自体の苦痛ではなく、癌治療の苦痛が大きいという事です。
通常の逆なんですね。
最近では早期発見早期治療で回復するケースも多くなっていると言われていますが、日本では高齢化が進む事を考えると今後も癌は増え続けていくことは間違いないでしょう。
ただ、病気と闘ううえで一番重要なのは、私たちに備わっている「免疫」という力を最大限発揮するという事です。
抗がん剤を投与しても癌と実際に闘っているのは「免疫」

これも実は基本なのですが、抗がん剤を投与しても実際に癌細胞と闘っているのは私たちの免疫だという事はご存知でしょうか。
それは抗生物質でも抗がん剤でも薬の基本は菌や癌細胞の増殖を「抑える」という働きが中心です。
私たちの体は常に体を健康な状態に保とうと免疫が闘ってくれているのですが、癌や金の増殖のスピードが高いと間に合わないいう状況がおきます。
そこで増殖のスピードを薬が抑えれると私たちの免疫が癌細胞を胞倒していき「小さくなる」という現象が起きます。
免疫はすべての治療の基礎になるもので、免疫を上げることは癌のステージのどの時期であっても常に重要なのです。
漢方での免疫療法について
漢方薬の中でも免疫力を上げることがわかっている物もたくさんあります。
おもには「補剤(ほざい)」と呼ばれるもので病院の治療と併用すると副作用軽減に役にたったり白血球数の減少を防ぐような効果が明らかにされており、痛みも和らげます。
また品減の免疫力は腸管免疫と胸腺免疫でほとんど成り立っています。
おおざっぱにいうと腸管免疫は「異物が入らないようにする免疫」、胸腺免疫は体内にいる「異物を排除する免疫」を担当しています。
おもに癌に対する免疫力強化には胸腺免疫を高める提案を中心に行っています。
病院での癌の治療効果と寿命はすべて免疫の力で決まるといっても過言ではない私たちの健康を語る上での屋台骨になります。
癌治療の副作用であなた自身の免疫が落ちてしまわないように、癌治療の効果が高まるように免疫を高めることは癌との戦いを有利に進めるための提案となるはずです。
あなたの健康のためにあなたが持っている「免疫の力」を高めましょう。
漢方での免疫療法について
癌と闘うのは常に自分自身の免疫です。
免疫の力だけで癌を縮小することは難しいという事実は確かにありますが、手術後の癌の再発までの時間が長くなったり、抗がん剤の副作用軽減や抗がん剤の効果がよりでたりと、なるべく早くの免疫力強化が必要だと考えております。
自分や家族が癌であることを冷静に受け止め癌を理解しすべて始まります。
人間は自分がいつ死ぬかわからないから安心して笑って生きていられるという錯覚の中で生きていますが、癌はそれを思い知らされる病気です。
一番癌でつらいのは体ではなく心かもしれません。免疫という観点からだと精神状態の悪化が一番免疫力が下げるのです。
たとえ癌であっても治療しつつ、なおかつ人生を楽しんで本来の寿命を全うする患者さんや家族がたくさんいることを知っておいてほしいと思います。
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