また最近では糖尿病と腸内環境の関係もわかってきています。
糖尿病の方の腸内環境は、普通の方とは腸内細菌の種類が大幅に変わります。
炎症物質を発生させる腸内細菌が腸内に増え、腸内が非常に炎症しやすくなり、インスリン抵抗性を引き起こしている事がわかっています。
そこで、インスリン抵抗性を改善するためには、炎症を引き起こす腸内細菌を減らしていく事が重要です。
中年以降の肥満には、インスリン抵抗性が存在することが多いため、昨今のダイエットにおいても腸活というキーワードは重要になります。
当店では温故知新の漢方での治療だけでなく、新しくわかってきた腸活などの取り組みも行っています。
炎症性の細菌を減らすための腸活を行った結果、血糖値のコントロールが非常に楽になるケースが本当に多いです。
腸については、新しい発見や働きが近年次々と見つかっています。
単純に栄養の吸収や排せつの臓器だけではなく、第二の脳と呼ばれ自律神経系を通して脳と繋がっています。また、腸内では、100兆個もの腸内細菌が共生関係にあり様々なホルモンや栄養素を生み出しています。さらに、免疫細胞の大部分が腸内に存在しています。
このように、腸は、体の健康を支える最大の臓器だと言われるようになっています。
漢方と腸活を合わせる事により体質改善のスピードを上げ、効率よく様々な合併症を生む糖尿病を克服するご提案をしております。