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糖尿病

01怖いのは合併症!
糖尿病の先にあるもの

糖尿病とは動脈硬化が異常なスピードで進み、血管がボロボロになる病気です。
そして、糖尿病で怖いのは、重大な合併症を引き起こすことです。

糖尿病の引き起こす合併症は、血管に関係したものが多くなります。
脳や心臓の血管が切れる、詰まるといったことから、腎臓透析が必要になる場合や、失明する場合もあります。

また血管が破壊されるとそれと一緒に神経障害も起こってきます。手足のしびれや動きにくさだけでなく、腸の神経障害が起これば便秘になり、脳の神経障害が起こればアルツハイマー型認知症などを引き起こします。

02「糖尿病は治らない」
と言われる理由

糖尿病になると病院に行くと思います。
しかし、一般的な病院では糖尿病の「治療」はできません。
治ったという話もほとんど聞いたことはありません。

なぜでしょうか?
それは、病院でやっていることは、糖尿病自体を治すことではなく、合併症を防ぐことだからです。

日本では糖尿病になると、すぐに病院で薬を出されます。
実はこの薬は、糖尿を治療する薬ではなく、合併症予防のための薬なのです。
先ほどご説明したように、糖尿病で怖いのは、深刻な合併症を引き起こすことです。
そのような最悪の合併症を防ぐ為に、薬が出されています。

つまり、病院は、糖尿病自体を治すのではなく、合併症を防ぐ為に血糖値やHbA1Cといった合併症の指標を薬で管理しているという事になります。

当店には、糖尿病で通院中の方も多くお見えになります。
皆さん、このような話を聞くと「そういう事だったのか」「誤解していた」とおっしゃいます。

03糖尿病の仕組み

糖尿病には、膵臓から出される「インスリン」というホルモンが大きく関係しています。
インスリンが、正常に働いている場合、血液中の糖を、身体の細胞の中に入れることで、血糖値を下げてくれます。

しかし、糖質の過剰摂取や運動不足などの乱れた生活習慣で、インスリンが効きにくくなると血管中に糖があふれるようになります。

異常を感知した膵臓は、「血糖値を下げるために、もっとインスリンを出そう!」と、どんどんインスリンを出すようになります。

すると、「糖とインスリンの両方が、血中であふれる」状態になります。
この状態を「インスリン抵抗性」と言います。
そして、インスリン抵抗性が重症化している状態を「糖尿病」と呼びます。

インスリン抵抗性があると食後の血糖値が下がりにくくなります。
そのため、健康診断で血糖値を指摘された方はもうすでにインスリン抵抗性があるという事になります。

04「メタボ」から「糖尿病」に至るまで

厚生労働省の調査では、5人に1人が糖尿病もしくは糖尿病予備軍と言われています。
糖尿病の最も恐ろしく、特殊な特徴は、最後まで自覚症状が出ないということです。

インスリン抵抗性はメタボリックシンドロームとも呼ばれます。
一般的には、インスリン抵抗性が出てから10年以上かけて糖尿病に進行すると言われています。つまり、糖尿病と言われる10年以上前からインスリン抵抗性が存在しており、自覚症状がないまま、少しずつ悪化していくのです。

また、インスリンには、脂肪をため込むように指令を出す働きもあります。
そのため、血中にインスリンが大量に存在する状態であるインスリン抵抗性は、肥満を引き起こします。
さらに、蓄積した内臓脂肪が、体内で炎症を起こし、食欲のコントロールを行うホルモンを狂わせます。すると、食事の量がどんどん増えて益々太っていきます。このようにして、抜け出しにくい負のスパイラルにはまっていくのです。

「境界型」「糖尿のケがある」「糖尿予備軍」と言われる段階こそ、行動するタイミングです。

05重度の糖尿病でも
あきらめるのはまだ早い!

たとえ重症の方でもあきらめるのはまだ早いです。
昔はインスリンを出す細胞が壊れてしまうともう治らないと言われていました。
しかし、現在は、「重症度が高い糖尿病でも、もう戻らないという事はない」とわかってきました。

06糖尿病はどうすればよくなるの?

病院の治療は、糖尿病の合併症を防ぐことが目的なので、糖尿病自体を治すことはできません。

合併症予防のために病院の投薬治療も必要になる場合も当然ありますが、合わせて、糖尿病自体を根本から良くするという考え方が大事になってきます。

糖尿病自体を良くするために必要な事ははっきりしていて、インスリン抵抗性の改善です。
当店では、漢方を使って、抵抗性を改善し、糖尿病になりにくい身体に変えていきます。

07「痩せホルモン」を
活性化する漢方

インスリン抵抗性の改善に重要なのが「アディポネクチン」という超善玉の「痩せホルモン」を活性化することです。

※「アディポネクチン」については、「肥満、ダイエット」のページで詳しく説明していますので、お時間があればそちらも合わせてお読みください。

当店の漢方治療では、アディポネクチンを活性化することで、インスリン抵抗性を改善し、代謝のスイッチをいれて減量を行っていきます。

08悪い腸内細菌を退治!
糖尿にさよなら

また最近では糖尿病と腸内環境の関係もわかってきています。
糖尿病の方の腸内環境は、普通の方とは腸内細菌の種類が大幅に変わります。

炎症物質を発生させる腸内細菌が腸内に増え、腸内が非常に炎症しやすくなり、インスリン抵抗性を引き起こしている事がわかっています。

そこで、インスリン抵抗性を改善するためには、炎症を引き起こす腸内細菌を減らしていく事が重要です。
中年以降の肥満には、インスリン抵抗性が存在することが多いため、昨今のダイエットにおいても腸活というキーワードは重要になります。

当店では温故知新の漢方での治療だけでなく、新しくわかってきた腸活などの取り組みも行っています。
炎症性の細菌を減らすための腸活を行った結果、血糖値のコントロールが非常に楽になるケースが本当に多いです。

腸については、新しい発見や働きが近年次々と見つかっています。
単純に栄養の吸収や排せつの臓器だけではなく、第二の脳と呼ばれ自律神経系を通して脳と繋がっています。また、腸内では、100兆個もの腸内細菌が共生関係にあり様々なホルモンや栄養素を生み出しています。さらに、免疫細胞の大部分が腸内に存在しています。
このように、腸は、体の健康を支える最大の臓器だと言われるようになっています。

漢方と腸活を合わせる事により体質改善のスピードを上げ、効率よく様々な合併症を生む糖尿病を克服するご提案をしております。

09早めに糖尿の芽を
摘む体質に変わる

日本人は欧米人に比べ糖尿病になりやすく、痩せている方でも糖尿病の方は大勢います。
健康診断で内臓脂肪があると指摘された方は、インスリン抵抗性があると考えてよいと思います。糖尿ではないがその芽は存在している状態です。

メタボや肥満も、インスリンの反応が悪くなり代謝が低下し脂肪をため込むことで起きた、ホルモンの異常と言えます。
つまりダイエットに関してもインスリン抵抗性の改善なくして成功はありません。当店の漢方ダイエットはただ痩せるだけではなく、インスリン抵抗性を改善して、将来の糖尿の芽を摘む体質改善を行います。それがリバウンドを防ぐ体質改善につながっていくのです。

漢方の世界では、病気の前段階の状態を未病といいます。未病の段階で、どんどん手を打っていけるのも漢方の特徴です。

まずはお話をお伺いして、現在のお身体の状態や、糖尿病の進行具合などに合わせて、様々なご提案が可能です。ぜひ、一度ご相談下さい。

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