01なぜ病院の治療だけで
よくならないのか?
検査で異常がない場合は治療できない
何か症状があって病院に行くと、まずは検査をします。検査で異常が見つかったときは、検査結果に基づいて治療が行われ、薬が出ます。
しかし、検査で異常が見つからなければ治療をすることも、薬を出すことも積極的にはできません。
つまり検査で不調の原因が見つからなければ、そこで治療がストップしてしまう事も多いのです。
「冷えを感じる」
「疲労や気分の抑うつ」
「めまい」
このような症状は、検査では何も異常が出ないことが多いです。
検査で結果が特定できないため、病院で積極的な治療が受けられず、いつまでもよくならないのです。
身体の機能が低下していると治療の成果が出にくい
検査で病気が見つかっても、よくならない場合もあります。同じ病気に対して、同じ治療をしたとしても、万人に同じ効果が出るわけではありません。
例えば、老人と若者を比較すると若者の方が治療の効果が出やすいです。年齢を重ねると、身体の機能が低下しているため、若者と同じ治療をしてもなかなか回復しないのです。
年齢以外にも、様々な要因で治療効果に差が出ます。例えば、免疫力が低下するような生活習慣がある人は、治療効果が下がることがあります。
また、基本的に、薬は回復するまで飲み続けることになります。
治療が長引くことにより、長期間にわたり複数種類の薬を飲み続けることになり、さらに身体に負担がかかる場合もあります。
超高齢化社会と言われる日本では、このような理由で病院に行ってもよくならない方が増えているのです。