慢性疾患、ダイエット、その他辛い症状でお悩みの方へ

PMS、生理痛、月経困難症

01生理の悩みは、
「無いのが普通」

私がカウンセリングをして、一番悔しいと感じるのは、生理にまつわる不快な症状や痛みなどがあっても「仕方がない」「辛いのが普通」と考える方が多い事です。
漢方の世界では、辛い症状は普通ではなく、ないのが普通だと考えます。

辛い症状があるのは、治してほしいという体からのサインです。
痛み止めやホルモン剤を使用すると、その時は症状が無くなるので、治ったと思うかもしれません。
しかし、痛み止めで、感覚を麻痺させているだけなので、実際には、身体は何も変わっていないのです。

02私って
「月経前症候群(PMS)」なの?

中には寝込むようなひどい生理痛や病的な症状を伴う月経困難症と言われるような方もいらっしゃいます。
そこまで重症でなくても、生理前は「イライラして怒りっぽくなる」「甘いものが無性に食べたくなる」「乳房がはって痛い」「下腹部が痛い」など色々な不調が出やすいです。
これは、月経前症候群(PMS)と呼ばれる症状です。

PMSの場合、生理の3〜10日位前から不調が起こります。生理が来ると症状が弱まり、やがて消えていく事が多いです。PMSの不快な症状は、200種類以上あるとされ、多くの女性が、なんらかのPMSの症状を抱えていると言われています。

どのような症状が出るかは、人によっても月によっても大きく違う事が分かっています。
中でも多いのは、イライラする・怒りっぽくなる、肌があれる、にきびができる、のぼせる、冷える、下腹部が張る、下腹部に痛みを感じる、腰が痛い、頭が痛い・重くだるい、乳房が痛い、むくみ、憂鬱な気分になるなどでしょう。

03身体からの
「うまくいってない・・」のサイン

PMSや生理痛は、体からの「何かがうまくいっていない」というサインです。
体からの不調のサインを、こんなものだと言って、無視し続けるのではなく、しっかり治していきましょう。

PMSや生理痛は、漢方の世界では「未病(みびょう)」という概念に当てはまります。
病気につながる恐れのある、病気の一歩手前の段階です。
漢方は病気にさせないように未病の段階で対処する技術であり、婦人科の不調などは漢方を選択肢に入れてほしいと思います。

04生理のトラブルは
全て漢方の得意分野

PMSは「エストロゲン」や「プロゲステロン」などの女性ホルモンの変動により起こると言われています。
このような、ホルモンバランスの崩れによるトラブルの改善は漢方が得意とする部分です。

漢方では心や体は繋がっていてそのバランスをとる事が重要だと考えます。 「女性ホルモンの調節をしてバランスをとる」という方法は漢方独特のもので、病院や、市販の薬にはできません。

生理前だけでなく、生理痛や生理後の不調など、生理にまつわる不快な症状は全て漢方の得意な分野です。
体質に合わせて漢方の組み合わせを考え選択していきますが、ここでは、よくある3つのパターンを紹介します。

気の巡りを良くする

漢方では、PMSは主に気の巡りが悪くなって起きていると考えます。
「気の巡り」とは現代で言う自律神経やホルモンのバランスの事です。
そんな言葉がない時代から「気」という概念で表現してきた漢方の言葉です。
気の巡りが悪くなっている場合は、気を巡らせる漢方を使用します。

血の巡りを良くする

「気」と「血」は合わせて動いています。 そのため、気を動かす場合は血も動かしてあげるとPMS改善の効率が良くなるので、気のめぐりを良くする漢方と、血の巡りを良くする漢方を、組み合わせて使用します。

また、生理痛や排卵痛など痛みがある場合は、子宮内の血流障害があると想定して、血の巡りを良くする漢方をご提案します。一部の不正出血などにも使用します。

根本から冷えを取る

冷えが強いと気血の巡りが悪くなりPMSの症状がひどく出ることが多いです。
カイロなどで温めるとよくなる症状などは、漢方で温めて内から冷えをとっていくと改善します。気血を良くする漢方の効果も引き上げてくれます。

身体からのサインをキャッチして、病気に発展させないように未病の段階でよくしていきましょう。PMSや生理痛、婦人病関連のお悩みは、ぜひ一度ご相談ください。

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