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更年期障害

01私って、
今、更年期なの?!

40代に入ると男女ともに更年期に入ります。
このページでは、ご相談の多い女性の更年期障害についてご説明します。

一般的に、閉経前後10年間くらいの間を「更年期」と言います。

日本人の平均閉経年齢は50歳なので、多くの方は、45~55歳あたりが更年期になるでしょう。

ただし、閉経年齢には個人差があります。
40代になった頃から、約5%の女性に生理不順が見られるようになります。
さらに、45歳くらいから閉経する人が出始めます。

40代以降、生理の感じが今までとは違ってきたら、更年期の影響を疑っても良いと思います。

02更年期は「老化」の始まり

更年期に入ると、身体は、老化に向かって大きく舵を切る事になります。

閉経が近づくと、卵巣機能の働きが衰え「エストロゲン」という女性ホルモンの量が急激に少なくなります。

エストロゲンは、生殖器を始め、神経、皮膚、血管、骨、脳などを健康に保つために大変重要なホルモンです。
そのため、エストロゲンが減少すると、身体のあらゆる場所に、様々な辛い症状が出てきます。

更年期障害と呼ばれる症状は、それらの総称です。
よくある更年期の症状を以下に書いておきます。

03更年期以降、
あらゆる病気になりやすくなる

さらに、更年期障害を放っておくと、病気にもかかりやすくなります。

更年期障害から発展する病気として有名なのは「うつ病」「動脈硬化」「骨粗鬆症」「認知症」などです。

また、更年期以降は、内臓脂肪が溜まり、太りやすくなります。
女性の場合「糖尿病」「高血圧」「高脂血症」「心臓病」「脳卒中」などの生活習慣病が、更年期を迎えて以降、急激に多くなる事が分かっています。

生活習慣が一切変わっていないのに、体調が大きく変わることに戸惑う人も多いと思います。

更年期以降は「これまで縁遠かった病気にも、かかりやすくなる」という自覚を持ち、病気にならないように「予防」する、という意識が重要になります。

04生理トラブルの多い人は、
更年期症状が重い

生理トラブルが多かった人は、更年期障害の症状も重いことが多いです。
更年期以降、ずっと体調が悪いまま、という人もいます。
つまり、閉経後も、生理の問題は一生続くのです。

しかし、更年期の症状は、正しく対処すれば良くなることが多く、我慢する必要はありません。

「体調がおかしいのは更年期だから」「更年期を抜ければ楽になるから」そんな言葉をよく聞きますが、更年期の間、ずっと耐えるのではなく、今すぐ良くすることが大事です。更年期症状を改善することは、閉経後の健康にもつながってきます。

05病院では
ホルモン補充療法が主体

病院で行う更年期障害の治療で、一番よく使われるのは、足りなくなったホルモンを補充する事です。最近では、飲み薬、塗り薬、貼り薬など様々なものが出ています。
しかし、人工的にホルモンの量を増やすという方法なので、定期的に補充が必要になります。また、薬にアレルギー症状が出る場合もあり、安全面の事を考えても、あまりお勧めはできません。

乳がんや子宮体がんがある場合は、そもそもホルモン補充療法を受けられないこともあります。

06更年期障害は、
漢方が最も得意とする分野

漢方が一番得意とする分野は「婦人科」です。
更年期障害に使用する漢方だけでも、非常に数多くの種類があります。
それほどきめ細かく、色んな症状に対して対処できるという事です。

ここでは、更年期障害によく使用する、2つの漢方をご紹介します。

07「老化」を抑える!
アンチエイジング漢方!

漢方的では、老化の事を「腎虚(じんきょ)」といいます。
更年期は腎虚の始まりです。

老化により、ホルモンの力が弱ってくると、ホルモンのバランスがとれなくなります。
更年期障害も、ホルモンバランスの乱れから起きています。

この「バランス」の崩れからくるトラブルや病気に対し、漢方は非常に効果があります。
ホルモンバランスを整えるときに使う漢方薬を「補腎薬(ほじんやく)」といいます。
「補腎薬(ほじんやく)」は、本来身体が持っている、根本的なホルモンの力を強くします。

「補腎薬(ほじんやく)」は、更年期の症状以外にも、老化にまつわる骨や耳や髪や冷え、腰痛などにもよく使う漢方です。

私は、老化に使う薬がある、という漢方医学は、本当によくできているなと思います。
漢方は2000年以上前からあるものですので、それほど昔から、アンチエイジングの考え方があった、という事です。

漢方では、病気になる一歩前のことを「未病」と言います。
病気になってから対処するのではなく、「未病」の段階で対処するというのが、漢方の考え方です。

「老化」も「未病」であり、漢方医学では、治療の対象とされています。

08「気」と「血」の巡りを整え、
更年期障害の様々な症状を改善する

漢方では、女性ホルモンのバランスが乱れて起きるトラブルの事を「血の道症(ちのみちしょう)」と言うこともあります。
ホルモンのバランスが乱れている根本的な原因は「気」と「血」にあると考えます。

更年期障害も血の道症の一つです。
気血が乱れると、疲労感、イライラ、不安感、肩こり、頭痛、ホットフラッシュ、極端な冷え、不眠、抜け毛など様々な更年期の症状が出ます。

そのため、先ほどご紹介した、補腎薬と組み合わせて、気血を整える漢方もよく使用します。

09ほとんどの
更年期障害はよくなる

人により、更年期障害の症状は違いますが、ほとんどは、ちゃんと治せばよくなります。

また、今はつらい症状が無い人でも、更年期以降は、病気になるリスクが高くなるため「予防」する事が重要になります。

更年期障害の治療薬としても、更年期からの健康法としても、漢方薬をうまく使っていただきたいと考えています。

現在困ってる症状や、体質に合わせた漢方をご提案いたします。2週間以内で更年期障害の改善を実感できることも多いです。まずは、お気軽にご相談ください。

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