帯状疱疹
帯状疱疹(ヘルペス)は子供の頃に感染したヘルペスウイルスが消滅せず神経に隠れていて免疫力の低下した時に水疱と痛みの症状として突如出現する病気です。
最近ではストレスや過労により若い方にも多くなって来たり、高齢者ではその後に神経痛が残ってしまう事もよくご相談いただきます。
日本人の98%が感染している!!
帯状疱疹の原因となる、ヘルペスウイルスは日本国民のほとんどが保有していると言われるウイルスです。
つまり免疫力の低下から誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
以下に帯状疱疹の特徴をまとめました。
帯状疱疹の特徴リスト
- ブツブツがあり、中に水ぶくれも混じっている
- 体の右半身、もしくは左半身だけにある
- 赤みやブツブツができる前から痛みがあった
- 痛みを感じたのは皮膚の痛みやブツブツ、水ぶくれが出た場所と同じか、もしくはその部位の体の奥の方からの痛みだった
通常の治り方は、水ぶくれからかさぶたになっておさまってきます。
3週間~1ヶ月くらいで治りますが、多くの場合は強い痛みを伴うのが特徴です。
刺すような痛みから、肌に触れるとピリピリ痛む場合もありますが、ほとんどの場合は皮膚症状が治るのと同じように痛みも引いておさまります。
抗ウイルス薬でよくなる方は免疫が正常
病院にかかるとウイルスの増殖を抑える「抗ウイルス薬」を処方されます。
あくまで抗ウイルス薬はウイルスの増殖を抑えてる役割で、最終的なウイルスを叩く役割は自分自身の「免疫力」です。
さらに通常は一度「帯状疱疹」にかかると免疫力がついて再発することはほとんどありません。
つまり免疫力が働いている状況では抗ウイルス薬でウイルスを抑えているだけで自らの免疫が働いて治ります。
顔面の麻痺や失明に発展することも
脇腹だけでなく顔面の帯状疱疹だと顔に麻痺が残ったり、視神経にまでダメージがいくと角膜炎や網膜炎の難治性の炎症を伴ったり最悪失明の危険性があります。
脇腹の帯状疱疹もそうですが、若い方でも免疫力が落ちたから帯状疱疹が出たという事を考えると、抗ウイルス薬だけでなく自前の免疫力を上げるような対策や漢方を使って被害拡大に努める事をお勧めしています。
ただここで問題なのは「痛みが引かず治らない場合」や「何回も繰り返す場合」が高齢者を中心に増えてきている事です。
高齢者に多い帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹の皮膚症状が消えた後に、その部分の神経に起こる慢性的な痛み、神経痛、しびれを「帯状疱疹後神経痛」といいます。帯状疱疹の原因であるヘルペスウイルスの攻撃で神経が破壊されている状況で、日常生活に支障が出る方も珍しくありません。
このヘルペスウイルスは神経細胞に潜んでおり、完全に体から排出することは不可能とされています。
実際に戦うのは抗ウイルス薬ではなく自分自身の免疫です。
その免疫が落ちていると増殖するときに神経細胞を破壊しながら神経に沿って広がっていきます。
結局自分自身の【免疫力がしっかりはたらいているか】と【傷ついた神経細胞を主婦くする力があるかどうか】の2つが鍵となってきます。
帯状疱疹後神経痛の対処法
チリチリ、ピリピリ、ズキズキ、えぐられるような、針で刺され続けるような…etc 本当に様々な表現で言われる事があり悩みは深いです。
つまり自分自身で修復できなければ、神経痛や疲れがずっと治らない可能性が高いのです。
そこで重要なのは、
抗ウイルス作用がある免疫を元気にする処方
抗炎症と鎮痛作用、神経細胞修復の材料の処方
血流を良くし神経細胞回復の処方
この3つが重要です。
免疫を元気にすることと、傷ついた神経細胞を修復することが重要です。
ありがちな痛みの漢方薬のみではよくなりません。
イメージでいうとヘルペスウイルスに破壊された「むき出しの神経細胞」をどう修復していくかを考えていく事が必要なのです。
大体ですがよくなる目安は5~6ヶ月くらいの期間まででお喜びの声が多いので1つの目安になると考えております。
ぜひご相談くださいませ。
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