ご存知ですか?今や高齢者の4人に1人が「認知症」なんです!
今、60歳以上の高齢者のうち、認知症の人は推計15%で、2012年時点で約462万人に上がることが、厚生労働省研究班の調査で明らかになっています。
認知症になる可能性がある軽度認知障害(MCI)の高齢者も約400万人いるとされており、65歳以上の4人に1人が認知症とその”予備軍”なんです。
10年後には3人に1人がそうなる予測がたてられています。
認知症と軽度認知障害(MCI)
認知症は早期発見がキモ。
軽度認知障害(MCI)と呼ばれる状況で早期発見ができれば進行を遅らせたり良好な状態を保つということも充分可能です。
そのためには本人や家族が知っておくべき情報をまとめました。
あなたは大丈夫?すぐチェックしてみよう
- 昨日食べた夕飯の内容や物の名前が出てこない
- 同じ話や質問を繰り返していると指摘される
- 薬の飲み忘れが多くなった
- 探し物が多い(財布や鍵などを置いた場所をよく忘れる)
- 約束や予定を忘れてしまうことがよくある
- 銀行のATMやインターネットの暗証番号・パスワードが思い出せない
- 料理の味付けが変わったと言われる
- 以前に比べてオシャレをしなくなった
- レジの会計をするとき、小銭の計算ができずお札を出してしまう
- 車の運転で急ハンドル、急発進、急ブレーキが増えた
- 賞味期限切れの食品が冷蔵庫の中に入ったままになっている
- 洗濯物をいつもの場所にしまえない
- 趣味の活動を楽しめない、やめてしまった
- 家電や携帯電話がうまく使えない
- お盆の墓参りなど、行き慣れたはずの場所への道で迷ってしまった
1~6は主に記憶障害が疑われる。軽度認知症、特にアルツハイマー型認知症では、最近の出来事を忘れてしまう「近時記憶障害」が中心となる。7~15は主に実行機能や見当識の障害が疑われる。(監修:小原知之 九州大学助教)
認知症社会は到来しています
あなた自身?家族、職場、社会において当たり前の存在となる認知症社会は到来しています。
知っておくべき現実1
失禁や暴言に徘徊、高齢者の交通事故や高速道路の逆走、家族負担の増加により一緒に暮らしていけなくなるなど、認知症は脳が壊れていく病なので人格においても保てなくなることも多いのです。
知っておくべき現実2
経済負担:1人当たりの介護費用 年間約300万円
知っておくべき現実3
認知症の進行を遅らせることはできても、治す薬はない
「認知症にはなりたくない」私の父や祖母の口癖です…
最近当店でも認知症の相談が増えてきました。
そこで、練馬漢方堂からのご提案です。
認知症は予防が最大の治療といえると思います。
当店での対応は大きく分けて以下の通りです。
- 認知症予防に
- 現在軽度認知症の疑われる方に
- 認知症を悪化させる疾患をお持ちの方への提案(脳梗塞や糖尿病)
基本的には脳のダメージ(ストレスや耳鳴り、脳梗塞や糖尿病など)を減らし、今の脳の神経細胞の活性化を目指すご提案をさせていただいております。
ご本人様とそのご家族へのQOL(生活の質)を保っていただくために、認知症こそ積極的な予防医学やセルフメディケーションが必要になってくると考えております。
ぜひお気軽にご相談ください。
脳の健康こそが仕事・人間関係・健康寿命をささえる鍵

私たちの体は60兆個ともいわれる細胞の集まりです。
もちろん脳もまた1000億個くらいの神経細胞から成り立ちます。
その神経細胞は「ニューロン」と呼ばれニューロン同士がシナプスと呼ばれる接合部で情報をやりとりすることで、見たり聞いたり考えたり、つまり人間らしさという状態となる。
そしてこのニューロンが最大の数あるのが生まれたての新生児です。
「じゃあ、赤ちゃんはみな天才!?」
ではなく、ニューロンとニューロンの結びつき(ネットワーク)が極めて未成熟で脳の情報処理能力はニューロンとニューロンが繋がって初めてなせる技なのです。
このことは年齢をとっていっても、肉体的な衰えはあるものの脳の衰えがない高齢の方を考えるとすぐわかるでしょう。
老人になっても脳をしっかり使うことでニューロンは突起を伸ばしてネットワークを繋げれることができ脳の情報処理能力がアップすることができるのです!!
では脳をしっかりと使うとは、いったいどういうことか?
- 読書、計算や考え事
- 新しい発見やチャレンジすること
- 運動
実は体を動かすことも、結局体は脳の指令によって動いているのでスポーツで脳を鍛えるということは正しいのです。
ただ脳の使い方が受け身で自分で考えることがなくなったり(テレビをずっとみているなど)体を動かすことがなくなったり(家から出ない、寝たきりなど)長期のストレスにさらされたりすると脳の機能に問題が出てくる可能性が高くなります。
認知症が疑われたら…「専門医」や「かかりつけ医」へ
専門医 (物忘れ外来・神経内科・精神科・老年科)
まずは、物忘れ外来を受診する、そのほかに、神経内科や精神科、老年科に認知症の専門医がいることがある。
かかりつけ医
普段かかっているかかりつけ医でも、認知症を診てくれる医師が増えてきている。最初の窓口として相談することもできる。
そのほかの相談先 (地域包括支援センター・認知症の人と家族の会)
地域支援包括センターでは、適切な医療機関を紹介してもらえる。認知症の詳しい情報は認知症の人と家族の会でも相談できる。
医療機関での一般的な検査方法
どの医療機関でも、まず認知機能テストを行う。
次に血液検査や画像審査で原因を診断する。
診断が難しい場合や若年性の人の場合は、専門の医療機関で詳しい脳の検査を受ける。
問診・認知テストなど
認知症が疑われれば…
血液検査・画像検査(CT・MRI)など
診断が難しい人・若年性の人の場合…
より詳しい脳の検査
認知症は早期発見・早期予防が最大の治療
最近はテレビなどでも認知症が紹介されることが多く、本人が自ら受診するケースも多くなってきています。
ただ、家族がまず気づいたら、まずはかかりつけ医を受診してみましょう。
そこで診断できたりすることもありますし、必要に応じて専門の医療機関を紹介されることもあるでしょう。
最近は、60代前半までに発症する若年性認知症なども増えています。
店舗紹介

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