漢方薬が効かない理由

本来、病名から漢方薬を選ぶことはありません。〇〇病だから〇〇、という考え方ではなく、体質と症状から選んでいきます。

これを「証(しょう)と言って、この証から漢方薬を決めます。

証は大きく分けて「お血」「気滞」「血虚」「気虚」「陽虚」「陰虚」の6種類ですが、「私は気虚タイプ」というように単純に決めることはできません。

肝(肝臓)は血虚だけれど、腎(腎臓)は陰虚である、というように、1人の中に複数の証が複雑に入り混じることがほとんどです。

複雑に絡み合っているので、漢方薬も組み合わせる必要があります。

たとえば「お血」(※血流が滞る状態)は単独で起きることはほとんどなく、発生する理由があります。

ストレスが理由で於血になった場合は、血流をよくする漢方薬だけでなく、気の流れをよくする漢方薬を組み合わせないと効果が期待できません。

「冷え」を改善する場合も、単純ではありません。

  • 血流をよくするのか
  • 血を増やしたらいいのか
  • 単純に温めたらいいのか
  • 気のめぐり(自律神経やホルモンのバランス)を整えたらいいのか
  • むくみ(水毒)をとったらいいのか

等を考え、その人に合った漢方薬を選ばないと効果が出ません。

似たような薬でも、一方はよく効き、もう一方は効かなかったという例がよくあります。

「冷えにいい」と書いてあるんだから、ぴったり合ってはいなくても、とりあえず少しは効くだろうと思って飲んでも、体質に合っていなければ、まったく効果が出ないのが漢方なのです。

体質にぴったり合わせて効果を出すためには、正しい中医学の知識が欠かせません。

漢方を自己診断やネットで購入使用すると、体質に合わせた見立てができないため、効果が出ないばかりか、逆効果になり副作用が出る場合もあります。

さらに、現代の日本人は腸内環境が悪く、そのために漢方薬の効きが悪くなっているという論文も発表されています。

また、古来の考え方だけでは、アレルギーなどの現代病に対応できない場合もあります。

古くからの漢方薬だけに固執せず、漢方薬の科学的な検証を行い、現代の日本人の体に合わせた漢方治療を行うことを当店は心がけています。

不摂生がすぎると、漢方薬を効かせられません。

生活、運動、食事すべてを整えるのが本来の「漢方治療」です。

当店では、漢方薬の効果をあげるための機能性食品の使い方なども研究しています。

※ビタミン剤などの栄養補助剤とは異なり、自然治癒力をあげる成分として科学的根拠のある健康食品、サプリメントのことをとくに「機能性食品」といいいます。

 

店舗紹介
練馬漢方堂
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